2012.12.24(月)讀賣新聞朝刊より
1.編集手帳 より
今回の選挙で大敗北した民主党の話。
「民主党は先行きを心配するより、ずぶとさを身につけた方がいい。」という言葉で結ばれた今日の編集手帳。正直言って今回の結びはどうなのかな?と。このコーナーの著者がどんな「先行き」を想定してこんな言葉を書いたのかは知らないが、選挙で国民に否定された政党が先行きを心配するのは当然だろう。ましてや図太さなど。
「図太さ」と「開き直り」はイコールで結ばれない。今回の結果を受け止め、なぜこのような結果になったのかを考え、そこで出した結論から今後の立ち振る舞いを見据え、「今回は負けた。しかし、その原因はわかった。今回の負けは負け。今後はその原因を取り除き、より良い未来へむかって動いていく」というのは開き直りであり図太さだろう。一方、「今回負けたのはお前のせいだ。しっかり責任をとれ。 / こんな(敗北した)ところにいられるか。別のところに行く。 / あの時は~~すべきだった。それをしなかったのが悪い」等と責任を押し付け合い、過去を否定してばかりなのは悪あがきと責任転嫁だ。この状態で「負けは負け、次に勝てばいい」なんて開き直るのは図太さではない。恥知らずなだけではないか?
新聞の報道を見る限り、その新聞としての主張(?)も、記事の中のコメントも圧倒的に後者が多い気がする。かくいう自分も基本的には読者であり、こうした新聞等の報道を見て「~が悪かった」と後出しじゃんけん発言をする身だ。しかし、この編集手帳の〆には?だ。今の民主に必要なのは図太さよりも過去の行いを正面から見据える謙虚さではないのかと。
2.Web空間 萩上チキ
ネット選挙運動の話。自分も解禁派です。
http://tohyo.org/や参議院のHPの話題を紹介し、選挙のネット活用、政治の場の情報公開を論じていた。
政治の場の情報公開、正直もっとあってもいいよ。てか、やれ。公務員は情報公開制度及びそれに合わせて改正された各種法があるので組織の仕事は見ようと思えば見れる。しかし政治家はどうだろうか?公務員の給与を減らし続ける高給取りでアイドルのように挨拶だけしてるイメージのある議員たちはいったい?特に国会中継なんかでは話の途中で野次を飛ばす、聞いてるふりをして居眠りをする、そもそも議会に出てこない(途中退席や党としてのボイコット含む)、そんな姿ばかりが報道される。個人の動きなんかは当然把握できない。
今回の記事では、参議院のHPでは議会の結果を見れるようになっていることを紹介していた。
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/vote/181/181-1116-v001.htm
最低限これくらいはしてもらわなくては。記事中にもあるが、議員もまた税金で養われる身のはずである。公務員に情報公開を求めるなら、各人の行動、せめて上記HPのように結果くらいは公開すべきだろう。
3.学校図書館げんきフォーラム・東京学芸大
知っているかい?学校の先生(公立含む)って非常勤(ようはバイト)も多いんだぜ。人件費削減のあおりで地方自治体の正規職員が減り、その分を非常勤でまかなうことで生じる公製ワーキングプアが問題になったけど(俺の地元知覚の自治体は職員の半数を非常勤にしていてたたかれたらしい)、そのうち学校の先生も非常勤中心になるのかね。
さて、学校図書館。基本的に公立学校には金がない。金が来て設備を整えても教えられる人がいない。そこをクリアしても設備や教材の維持・向上に回す時間や人がいない。
デジタル教材って簡単に言ってくれるけど、自作は高いし購入するのは金がかかるし、同じ実験とかができるとは限らない。購入も基本はこういった組織での使用ってことで安くはないだろうし。複数学校での共有って話になったらそれはそれで面倒だろうし。
しかし、学校図書館の充実については大賛成だ。それを十分に活用できる人材(人数と室の両面)や費用の充実さえ忘れられなければ。
・・・図書館情報大学⇒筑波大学図書館情報学群(この段階で入学と卒業。)⇒~~と変化したわが母校。この分野の専門のはずなんだが、いまだ紙面で母校や知っている教授の名前が出てこない・・・orz
4.生活保護に対する自論
追記予定
1.編集手帳 より
今回の選挙で大敗北した民主党の話。
「民主党は先行きを心配するより、ずぶとさを身につけた方がいい。」という言葉で結ばれた今日の編集手帳。正直言って今回の結びはどうなのかな?と。このコーナーの著者がどんな「先行き」を想定してこんな言葉を書いたのかは知らないが、選挙で国民に否定された政党が先行きを心配するのは当然だろう。ましてや図太さなど。
「図太さ」と「開き直り」はイコールで結ばれない。今回の結果を受け止め、なぜこのような結果になったのかを考え、そこで出した結論から今後の立ち振る舞いを見据え、「今回は負けた。しかし、その原因はわかった。今回の負けは負け。今後はその原因を取り除き、より良い未来へむかって動いていく」というのは開き直りであり図太さだろう。一方、「今回負けたのはお前のせいだ。しっかり責任をとれ。 / こんな(敗北した)ところにいられるか。別のところに行く。 / あの時は~~すべきだった。それをしなかったのが悪い」等と責任を押し付け合い、過去を否定してばかりなのは悪あがきと責任転嫁だ。この状態で「負けは負け、次に勝てばいい」なんて開き直るのは図太さではない。恥知らずなだけではないか?
新聞の報道を見る限り、その新聞としての主張(?)も、記事の中のコメントも圧倒的に後者が多い気がする。かくいう自分も基本的には読者であり、こうした新聞等の報道を見て「~が悪かった」と後出しじゃんけん発言をする身だ。しかし、この編集手帳の〆には?だ。今の民主に必要なのは図太さよりも過去の行いを正面から見据える謙虚さではないのかと。
2.Web空間 萩上チキ
ネット選挙運動の話。自分も解禁派です。
http://tohyo.org/や参議院のHPの話題を紹介し、選挙のネット活用、政治の場の情報公開を論じていた。
政治の場の情報公開、正直もっとあってもいいよ。てか、やれ。公務員は情報公開制度及びそれに合わせて改正された各種法があるので組織の仕事は見ようと思えば見れる。しかし政治家はどうだろうか?公務員の給与を減らし続ける高給取りでアイドルのように挨拶だけしてるイメージのある議員たちはいったい?特に国会中継なんかでは話の途中で野次を飛ばす、聞いてるふりをして居眠りをする、そもそも議会に出てこない(途中退席や党としてのボイコット含む)、そんな姿ばかりが報道される。個人の動きなんかは当然把握できない。
今回の記事では、参議院のHPでは議会の結果を見れるようになっていることを紹介していた。
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/vote/181/181-1116-v001.htm
最低限これくらいはしてもらわなくては。記事中にもあるが、議員もまた税金で養われる身のはずである。公務員に情報公開を求めるなら、各人の行動、せめて上記HPのように結果くらいは公開すべきだろう。
3.学校図書館げんきフォーラム・東京学芸大
知っているかい?学校の先生(公立含む)って非常勤(ようはバイト)も多いんだぜ。人件費削減のあおりで地方自治体の正規職員が減り、その分を非常勤でまかなうことで生じる公製ワーキングプアが問題になったけど(俺の地元知覚の自治体は職員の半数を非常勤にしていてたたかれたらしい)、そのうち学校の先生も非常勤中心になるのかね。
さて、学校図書館。基本的に公立学校には金がない。金が来て設備を整えても教えられる人がいない。そこをクリアしても設備や教材の維持・向上に回す時間や人がいない。
デジタル教材って簡単に言ってくれるけど、自作は高いし購入するのは金がかかるし、同じ実験とかができるとは限らない。購入も基本はこういった組織での使用ってことで安くはないだろうし。複数学校での共有って話になったらそれはそれで面倒だろうし。
しかし、学校図書館の充実については大賛成だ。それを十分に活用できる人材(人数と室の両面)や費用の充実さえ忘れられなければ。
・・・図書館情報大学⇒筑波大学図書館情報学群(この段階で入学と卒業。)⇒~~と変化したわが母校。この分野の専門のはずなんだが、いまだ紙面で母校や知っている教授の名前が出てこない・・・orz
4.生活保護に対する自論
追記予定