自衛隊研修 指揮所演習見学 @朝霞駐屯地 1
自衛隊研修 指揮所演習見学 @朝霞駐屯地 1
自衛隊研修 指揮所演習見学 @朝霞駐屯地 1
 茨城地本の方に連れて行ってもらった研修。
 
 「東京湾北部を震源としたM7以上の地震が起きたら」という想定での指揮所演習だった。陸上自衛隊だけでなく、海・空、東京や千葉や神奈川といった周辺の都県の行政とも一緒になった演習。

 自衛隊独自開発の災害対処訓練統制支援システムを使用したシュミレーションだった。
 午前中の見学だったせいか、見て回った部署ではまだ忙しそうという感じはなく、どちらかというと準備中って感じだった。

 それぞれの部署では被害箇所を示す地図や被害状況を示す表などがあったが、基本的には点と数字で示されていたのが気になった。また、地図は複数使っているのだから、それらを重ね合わせられるようなので必要なのでは?と感じた。

 見て回った部署では、それぞれが地図上に被害状況などをマッピングしていたのだが、そこで気になったことがある。地震による被害として断水や電気、道路などのライフラインの断絶や火事が起きている地域のマッピングはされているのだが、今回想定しているのは東京湾北部を震源とした地震のはずなのに、津波による被害は見た感じ一切示されていなかった。東京湾で地震が起きても津波による被害は問題視するほどないという考えなのだろうか。また、地面の液状化現象に関する被害も示されていなかった。
 東京湾周辺は埋立地が多いイメージもあるし、液状化現象による被害はライフラインの断絶などにひっくるめられているとしても、津波による被害はそういったものとは別に考えて救出・復興計画を立てなければいけないのでは?と考えてしまう。被害が火事と同様に面の形で現れるので。

 地下の指揮所なども見れたのはすごいよかった。指揮風景を見れなかったのは残念だったけど。

 演習見学の後は駐屯地の食堂で食事⇒りっくんランド見学(約1h)。りっくんランドは十分有料化していいと思う。500円くらいまでで、季節ごとにイベントがあるなら行ってもいいと思えるくらい。ただし近くに住んでれば。

 災害派遣でよく見る自衛隊の風呂なども見れた。なんか「神流之湯」っていう暖簾?がかかってた。

写真上:災害時に出てる風呂。
写真中:昼食。フライの盛り合わせ定食と刺身定食の二択から刺身定食を選択。なんでも刺身が出るのは朝霞だけとのこと。完全に解凍されてなくてシャリシャリだったり、クンニャリな歯ごたえだったり。
写真下:りっくんランドの展示物のひとつ。

結論:とても有意義な時間をすごせた。

「災害対処訓練統制支援システム」に関してはこちら
http://www.ccn.yamanashi.ac.jp/~yhada/_userdata/2004ISSS.pdf

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