ムシウタ 01.夢みる蛍

人の夢を喰う代わり、宿主に超常の力を与える「虫」が出現して10年。大助と虫憑きの少女・詩歌が出会い、惹かれあう時、運命の歯車は回りだす。大助は特務機関員にして最強の虫憑き「かっこう」だったのだ――!
http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200302000347


オレが今まで出会ってきた作品の中で最も好きなシリーズの第1巻。01.にはかなり大きなミスがあるように見えるものの、面白さは抜群。俺の感性にジャストフィット。

出会った当時よりも涙もろくなったのか、クライマックスでは涙で文字がかすんで見えるほど。ストーリーが進み、大助が抱えている思いが明らかになった後で読み返すと涙なしには読み終えられない。

お勧めの作品です。


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俺がこんなにも引き付けられるのはおそらく、出てくるキャラクター、特に主役級のキャラクターたちが全力で「生きて」いるからなのだろう。それぞれが抱えるモノは違えど、地べたを這いずることになろうと、その一瞬一瞬に望みをかなえようともがいているから引き付けられているのだろう。








参考:
角川のムシウタ公式サイト
http://www.kadokawa.co.jp/sneaker/mushiuta/

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